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しゃがむと膝が痛いのはなぜ?股関節・足首とのつながり

深くしゃがむと膝前面や内側が痛い、かかとが浮く、立ち上がりにくい。しゃがみ動作は股関節・膝・足首の連動で行います。

床の物を取ろうとしゃがみ膝の痛みを感じている男性
からだと動きから考える
先に結論

しゃがむ痛みには、膝蓋大腿関節、半月板、変形性膝関節症などの関節内の問題と、大腿四頭筋・内転筋・腓腹筋のトリガーポイントが関係する場合があります。膝だけを深く曲げず、股関節と足首が動けているかを確認します。

まず、症状の出方を4つに分けます

同じ「しゃがむと膝が痛い」でも、痛みが出るタイミングや一緒に起こる症状によって、優先する対応は変わります。診断の代わりではありませんが、受診時にも役立つ確認項目です。

深さ 何度曲げると痛むか

浅い屈伸から痛むか、深い位置だけかを確認します。

場所 前・内・外・膝裏のどこか

関節裂隙の痛みや膝裏の張りを分けます。

引っかかり ロック・クリック・膝崩れがあるか

半月板や靱帯の確認が必要な場合があります。

かかとが浮く、膝が内へ入るか

足首と股関節の可動域を見ます。

考えられる要因は一つではありません

しゃがむ膝痛は、関節内の組織、太ももの筋肉、股関節と足首の可動域が重なります。

POINT 01 半月板・関節内の問題

ひねり動作後の痛み、腫れ、引っかかりがある場合は半月板などを確認します。

POINT 02 膝蓋大腿関節の負担

深く曲げるほど膝のお皿周囲へ圧力が増え、前面痛が出る場合があります。

POINT 03 大腿四頭筋・内転筋の過敏さ

太もものトリガーポイントから膝前面・内側へ関連痛が出る場合があります。

POINT 04 足首・股関節の制限

足首が曲がらない、股関節を後ろへ引けないと、膝が前や内へ集中して動きます。

トリガーポイントと筋膜から見ると

大腿四頭筋、内転筋、腓腹筋を押したときにしゃがみで感じる膝痛が再現されるか、動きを変えると痛みが変わるかを見ます。

  • 大腿四頭筋:膝を伸ばし、しゃがみと立ち上がりを制御します。
  • 内転筋群:膝が内へ入る動きと膝内側の負担に関係します。
  • 大腿筋膜張筋:太もも外側から膝外側へ筋膜が続きます。
  • 腓腹筋・ヒラメ筋:膝裏からふくらはぎ。足首の曲がりとしゃがみの深さを支えます。
股関節から膝と足首へ続く筋膜と膝周囲のトリガーポイントの図
図で見る「痛む場所」と「痛みの原因となる場所」 しゃがむ膝痛では、太もも前面・内側やふくらはぎの過敏な点が膝の痛みの原因となり、股関節・足首の動きも影響します。

痛む場所から離れた筋肉・筋膜まで確認します

お尻、太もも前面・外側、膝、ふくらはぎの筋膜は連続しています。股関節と足首が動かない分を膝だけで補うと痛みが出やすくなります。Aquaでは浅いしゃがみから確認し、痛みの原因となる筋肉と筋膜を探します。

膝関節症では筋膜への施術を運動へ加えることで痛みや可動域の変化が報告されています。ただし関節内の損傷を治す方法ではないため、腫れやロックは整形外科で確認します。

  • 押すと「いつもの痛み」が再現される点を探す
  • 筋肉単体ではなく、連結した筋膜と動きを見る
  • 同じ動作を施術前後で比べ、変化を共有する

整形外科で確認したいしゃがみ痛

ひねった後の腫れやロックがある場合は、深い屈伸で確認し続けないでください。

施術・セルフケア前に確認したいこと

  • ひねった後から膝が腫れ、体重をかけにくい
  • 膝が引っかかって伸びない・曲がらない
  • 膝崩れを繰り返す、急に力が抜ける
  • 赤く熱を持ち、安静時にも強く痛む
  • 腫れや夜間痛が増え、日常生活の制限が進んでいる

痛みを増やさないセルフケア

腫れやロックがない場合は、つかまって浅くしゃがみ、股関節を後ろへ引く練習から始めます。

CARE 01 椅子へお尻を近づける

机につかまり、お尻を後ろの椅子へ近づけるように浅く曲げます。膝が内へ入らない範囲で必要な回数から始めます。

中止の目安:膝に鋭い痛みや引っかかりが出たら中止します。
CARE 02 足首を壁で確認する

壁へ手をつき、かかとを床につけたまま膝を少し前へ動かします。

中止の目安:足首や膝に痛みが出る場合は範囲を小さくします。
CARE 03 床作業では片膝台を使う

完全にしゃがまず、低い椅子や片膝を支えるクッションを使います。

中止の目安:立ち上がれないほど痛む場合は作業を中止します。

つらいときに避けたいこと

痛い場所を強く刺激するほどよいとは限りません。症状がはっきりしない段階では、次の行動を避けてください。

  • 痛みを我慢して深いスクワットを反復する
  • 膝を内側へ入れたまま重りを持ってしゃがむ
  • 腫れやロックを筋肉の硬さだけと考える

相談先をどう選ぶか

検査が必要な症状は医療機関へ。強い神経症状がなく、セルフケアで変わりにくい筋肉や動作の問題は、鍼灸院・施術所で相談できます。

整形外科
外傷、腫れ、ロック、膝崩れ、強い安静時痛がある場合。
鍼灸院・施術所
慢性的に続く痛みや症状を改善したい場合。

Aquaでは、痛みの原因と身体のつながりを動作から探します

困っている動作を実際に確認し、痛む場所だけでなく、離れた筋肉のトリガーポイントと連結する筋膜まで見ます。医療機関で確認した内容や服薬、既往歴がある場合は、それも施術計画へ反映します。

主に確認すること

  • しゃがみで痛む深さと位置
  • 股関節を後ろへ引く動きと膝の向き
  • 足首の背屈とかかとの浮き
  • 大腿四頭筋、内転筋、大腿筋膜張筋、下腿筋の反応
  • 施術前後で浅いしゃがみの痛みがどう変わるか

確認した内容をご説明し、刺激の強さや施術方法について同意をいただいてから進めます。状態により、鍼灸・手技・セルフケアを組み合わせます。

よくある質問

膝が鳴るのは悪い状態ですか?

音だけで痛みや腫れがなければ必ずしも異常とは限りません。痛みやロックを伴う場合は確認します。

スクワットで鍛えればよいですか?

深さと回数を調整する必要があります。まず支え付きの浅い動作から始めます。

足首の硬さが膝痛に関係しますか?

足首が曲がらないと膝やかかとの動きで補うため、しゃがみ方へ影響します。

まとめ

  • しゃがみは股関節・膝・足首の連動動作
  • 関節内の問題と太もも・ふくらはぎの関連痛を分ける
  • 支え付きで浅く、お尻を後ろへ引く
  • 腫れ、ロック、膝崩れは整形外科で確認する

参考情報

本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、診断や治療の代わりになるものではありません。症状が強い、悪化する、受診の目安に当てはまる場合は、医療機関へご相談ください。セルフケアは体調に合わせ、痛みやしびれが増す場合は中止してください。

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状態が重い方は、筋膜の硬さが歪みとなり、身体のクセになっているため、繰り返し良い習慣である治療を入れることにより改善を図ります。特に治療開始初期は、通院ペースが改善の鍵になるため、本気で改善に取り組むためにも、治療頻度をお守りください。